サムライ町家とは?
<由来>
日本の文化の発展地であり、日本古来の「雅」の文化を現代に伝える古都「京」に於いて、その伝統を守りつつ、肌で感じて欲しいという 願いから、「サムライ町家」を立ち上げました。
「侍」(サムライ)と言う言葉は奈良時代、「見守る・守る・様子を伺う」ということを意味する、古語の「もる」「もらふ」が語源の「さもらふ」という言葉でありました。それが平安時代には「さぶらふ」「さむらふ」と変化し、いつしか公家や貴人にお仕えし「守る、見守る」人達の事を「さぶらひ」「さぶらい」と呼ぶようになりました。「さむらい」と発音・表記されるようになったのは室町以降のことです。
京都の歴史、文化は天皇、公家を中心に栄華繁栄してきましたが、それを傍で見守って来たのが「サムライ」です。サムライ町家に飾られている「甲冑」は、刀と共にその侍文化を象徴するものの一つでもあります。
京都で作られる京甲冑は、いくさの武具としてではなく「大願成就」「子孫繁栄」のシンボルとして制作されています。なかでも美術工芸の要素が最も高いとされる、室町時代以前の大鎧をモデルとしたものが多く作られています。その壮麗な工芸や細工、格式の高さは、伝統工芸の集大成と言っても過言ではさありません。
京都の歴史に古くから根ざしたサムライと古都の佇まいを、サムライ町家で身近に感じていただければと思います。
<特徴>
その1.一棟貸切で三密回避:
コロナ禍では、人との接触を減らすことが大切ですが、サムライ町家は町家の一棟貸切。他のお客様と一緒になることもありませんし、料亭の仕出しサービスや、市場で京都の地産品を購入して町家でパーティーなど、三密回避にはお薦めいたします。
その2.観光に便利な立地:
サムライ町家は駅またはバス亭から、すべて5分以内のところにあり、それぞれ観光名所の近くでありながら、周りは閑静な住宅街です。地元の人ご用達のお菓子屋さん、お豆腐屋さん、お好み焼き屋さんなどを、のぞいてみるのも面白いでしょう。
その3.近代的設備:
”夏暑くて冬寒い”、町家に泊まられた方からよく聞きますが、サムラン町家は冷暖房完備、特に一階の床暖房、じわじわと温まる畳や床は海外の方にも好評です。加えて光インターネット、全自動洗濯乾燥機、食洗機(町家により)ほか、快適に暮らしていただく設備を完備しています。
その4.人数や泊数が多いほどコスパ良し:
”Home away home” ”自宅を離れての我が家”。日本ではまだなじみが少ないですが、自宅と同じに暮らせるというのがバケーションレンタルの良いところ。一棟貸切でお部屋もたくさん、大人数で宿泊できる上に、みんな一緒に楽しいひと時。お掃除はチェックイン一度につき一回のお支払い、最低料金+1人3500円/1日。せっかくの京都、ゆっくりと楽しむのがこれからの旅のスタイルです。
その5.24時間サポート:
サムライ町家は京都の簡易宿所登録済み、火災報知器や消火器なども各階に設置してあります。加えてチェックインオフィスを通して、24時間、365日、お客様の急の要件にもお答えできるように、体制を整えています。
その6.小さな博物館:
サムライの甲冑をはじめとして、市松人形、掛け軸、屏風、打掛、扁額、浮世絵、仏像、漆器、花器、布袋さん、鍾馗さんといった装飾品から、京水屋、庄内箪笥、長火鉢、蹲、行燈、といった調度品など、町家にいながら伝統工芸品を間近で楽しんでいただけます。